6か月の赤ちゃん 片足が曲がりにくい・・・もしや股関節脱臼?
赤ちゃんが6ヶ月を迎えました。
ここまで元気に育ってくれていることに毎日感謝しています。
そんな私の赤ちゃんですが、最近気になることが1つ。
それは片足が異様に曲がりにくいということ。
これまでに、上半身を起こす、おもちゃを掴む、ということができるようになりました。
いよいよずり這いスタートか?!という矢先に足の硬さに気づいたのです。
曲がりにくい脚
ずり這いをするときは、カエルのように足を曲げ、太ももを脇腹にくっつけるようにM字に曲げることになります。
赤ちゃんが自分の足の可動域を認識していない場合があるので、私は赤ちゃんの足を持って、『ここまで曲げることができるよ』と伝えようとしました。
ところが、右足は簡単に曲がるのに、左足はつっぱるように硬くなって、なかなか曲がってくれないのです。
角度を変えても曲がらない。
力を入れても余計つっぱる。
膝の後ろをなにやら触りまくっているとなんとか曲がってくれました。
曲げてみると問題なく曲がる。
左足だけ曲げる習慣がなかったから変な力が入ってしまっていたのかもしれない。
赤ちゃんをうつ伏せにした状態で、両足首を掴み、繰り返し足の曲げ伸ばしをしてみました。
数回したところで、また左足が伸びた状態で固まる・・・
ふっと浮かんだのは『赤ちゃんの股関節脱臼』という言葉。
赤ちゃんの股関節脱臼
赤ちゃんの太ももの付け根の関節が外れる病気。
足も動くし、痛がらないから発見が遅れることがある。
もし脱臼しているなら生後半年までに治療を始めないと、関節が固まってしまってからだと大掛かりな手術が必要になることもある。
特に脱臼を起こしやすい赤ちゃんには以下のような特徴があるそうです。
- 向き癖がある
- 女の子(男の子より多い)
- 家族 に股関節の悪い人がいる
- 逆子(骨盤位)で生まれた
- 寒 い地域や時期(10月~3月)に生まれた(脚を伸ばした状態で衣 服でくるんでしまうため)
日本小児整形外科学会は、このリストの複数に当てはまる場合は股関節脱臼の有無を確認してもらうことを勧めている。
私の赤ちゃんには2と5が当てはまる。
新生児の頃はむきぐせもあったような気がする・・・。
赤ちゃんの時、散歩にいくときは新生児でも使えるスリングという抱っこ紐をつかっていたが、それも足が伸びた状態になりやすいのでよくないらしい。
ダメダメである。
股関節脱臼の確認方法
脱臼有無の自分でできる確認方法としては、
- 太もものシワ、シワの肉厚が左右対称であるか
- 立て膝にした時に高さが揃っているか
これらのことをチェックすれば良い。
ちなみに私の赤ちゃんの場合このチェックには問題がないように思う。
もちろん3ヶ月検診(4ヶ月を迎える直前に集団で行った)でもこれらの点はチェックされており、問題なしとの診断を受けている。
一旦安心しているものの、見逃し診断も増加しているそうで安心できない。
脱臼予防について
赤ちゃんを脱臼させないように気をつけるべきことは、簡単にいうと脚をまっすぐの状態にしないこと。
赤ちゃんの足はM字に開いているのが自然の姿。
抱っこ紐の中に入れたり、脚を自由に動かしづらい服を着せてまっすぐの状態をキープしてしまうと脱臼してしまいやすいそうだ。
向きグセがよくないというのも、むきぐせがあると片足が立てひざになったままキープされてしまうという点がリスクだから。
赤ちゃんはびっくりするほど未完成で柔らかく、それでいて痛みや不調を伝えられないのである。
だから親は色々な勉強が必要になる。
私が股関節脱臼という言葉を知ったのは、実は結構最近で抱っこ紐について色々調べている時にたまたま知りました。
そしてそのときは赤ちゃんの足になんの違和感も感じていなかった。
最近赤ちゃんの脚を触るようになって違和感を感じると同時に股関節脱臼という言葉をもう一度思い起こすことになったのです。
赤ちゃんの6・7ヶ月検診を今月末に予定している。
その時にもちろん脚について確認してもらう予定だが、1日でも早く受診した方が良いのだろうか。
受診にためらいがあるのは今自分の住んでいる地域はコロナの非常事態宣言発令地域であり、病院にいくことで思わぬ感染症にかかることもあるのでそちらも心配だったりする。
とりあえず、股関節の曲げ伸ばしを練習していて、最初の頃より両足楽に曲げることができるようにはなっている。
自己チェックで問題がないことを信じて数週間先の検診日まで待っても良いのか、一刻も早く確かめてもらった方が良いのか。
いずれの選択でも先々後悔しない結果になりますように・・・