帝王切開後 赤ちゃんとの対面!
赤ちゃんの泣き声が聞こえてから10分後くらいかな?
やっと私の元に赤ちゃんが連れてこられました。
ほんの数十秒くらい赤ちゃんを抱かせてもらいます。
と言っても手術の最中になので、看護師さん達の手によって、赤ちゃんが胸元に置かれるくらいのスキンシップなんだけど。
震えながら泣いてる赤ちゃん。
色が白い。(私も夫も小麦肌なのに…)
肩にしっかり毛が生えてる!
瞬間的に色んなことを考えたよ。
自分にも夫にも似てないような気がした。
新しい赤ちゃんの命。
お股から産み落とした訳じゃないからか、自分が産んだんだ!っていう実感があまりでなかったけど、やっぱり嬉しかった。
実感がないっていうのについては、元々妊娠中も自分が子供を抱えてるっていう自覚が特に無い方だったから、私の感覚の問題かも。(^◇^;)
手術後は産むまでよりも縫合の方に時間がかかりました。
その間に赤ちゃんは小児科の先生の診察を受けてました。
私は縫合後、寝たまま身体のレントゲンを撮られ、やっと手術終了!
産科の先生から手術が無事に終わったことを告げられました。
その時先生に、
「赤ちゃんは逆旋回になってた。
遅かれ早かれ帝王切開になってたと思うから、早めにできてよかったと思う。」
と言われました。
陣痛中の私の姿勢が悪かったからかな?
赤ちゃんに申し訳なかった。
でも帝王切開にしておいてよかった…。
あーここまで本当に長かった!!!
一昨日から40時間。本当に苦しかったよ〜!!
もうひたすらホッとして嬉しくて、もう一度同じことをやり直すとしてもやっぱり自然分娩では乗り越えられない。
病室には家族のみんなが待っててくれました。
私は一瞬しか赤ちゃんと対面してないけど、皆は私より先に戻ってきた赤ちゃんとしっかり対面できていたよう。
かわるがわる「可愛かった」
「元気そうだった」と声をかけてくれました。
夫は私のことがとっても心配だったようで、会った瞬間、
「よく頑張ったな〜!!涙」と泣きそうな声で声をかけてくれました。
頑張ったのかな?笑
手術中は私何もしてないよ!って伝えました。
その日は、身体の感覚が戻らないから自分の体が中に浮いてるみたいになりながら、終日ベッドで過ごす。
ホッとしたらやっとお腹が空いてきたような気がしたけど、翌日昼までご飯も食べられないので丸2日くらいの断食になります。
我慢我慢。
陣痛のあの辛さに比べたらしばらくの空腹を耐えるのなんて屁でもないぜ。
おしっこはチューブで吸い取って袋に貯められるようになってるし、悪露のナプキンもオムツみたいにナースさんにつどつど交換してもらうという、至れりつくせりのスタイル。
出産を経て恥ずかしさも一切無くなってたのでただただありがたくサービスを受けさせていただきました。
夕方にはナースさんが赤ちゃんをお部屋に連れてきてくれて、初の授乳チャレンジ!
「おっぱい全くでませんよ」って伝えましたが、看護師さん容赦なく乳首をつまむ!!
いたぁい!!
おまけに子宮も痛い!!
看護師さん
「でましたよ(ニッコリ)」
見ると本当に1滴くらいの粒が出てる!!
まじか。
でも本当1滴でおしまい。
カラカラの乳首だったけど、赤ちゃんは看護師さんに支えられながら一生懸命吸ってくれました。
吸い付きの良いタイプの赤ちゃんらしいです。
短時間だけど赤ちゃん抱けて良かった。
胸から下の感覚が戻らないのでまだしっかり抱っこはできないけど、少しでも触れ合えたことがとっても嬉しかったです。
今晩だけは夫も宿泊できるとのことで、2人で昨日から今日、本当に大変だったね〜お疲れ様〜って言いながら寝ました。
夫は私以上に精神的に参ってたので爆睡。
私もなんだかよくわからないままに就寝。
最初産む予定だった産院の先生や助産師さんにきちんとお礼言えてないのが気がかりだな〜なんて考えながら一晩過ごしました。