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6ヶ月の赤ちゃんずり這いスタート 成長のために親が手伝えること

6ヶ月と1週間。

娘がずり這いを始めました。

ずり這いができるようになるまでの軌跡とトレーニング内容を書こうと思う。

ずり這いができるようになるまで

うつ伏せにしても頭を持ち上げることすらできずに泣きじゃくっていた1ヶ月目。

2ヶ月になると頭を数秒持ち上げられるようになった。

その頃はげっぷをさせようと縦抱きしても、自分で頭を支えようとする動きも見せていた。

3ヶ月をすぎると、頭だけでなく上半身をしっかり持ち上げるようになり、寝返りの練習を始めるようになった。

首も徐々に据わってきて表情もどんどん豊かになってきた。

4ヶ月になると膝の上で据わった体制を好むようになり、家族が食卓を囲む時には一緒に囲みたがるようになった。横抱きはもうすっかりさせてもらえないようになってしまった。

5ヶ月になる直前に自分で寝返りをするようになった。

一旦できるようになると1日に何度も寝返りを繰り返した。

そして仰向けの状態より、うつ伏せの状態で過ごすことを好むようになった。

6ヶ月になる直前には目の前におもちゃを差し出すと両足を魚の尻尾のようにバタバタさせて前に進みたそうにしていた。

そして6ヶ月を少し過ぎた時、手と足とお腹を使いながらようやく少しだけ前進することができるようになった。

 

一度前進できるようになると早いもので、翌日には1mくらいの距離を、一人で地道に進んでいる娘がいた。

夜中に目が覚めてもすぐに泣かず、自分でうつ伏せになり、布団の上を少しずつ移動しながら遊んでいる。

数ヶ月前まで体の向きをかえることすらできなかったのに。たった10cmすら移動できなかったのに、本当に赤ちゃんの成長スピードには驚かされる。

 

赤ちゃんの成長段階は飛ばさない方が良いらしい

赤ちゃんの中にはずり這いを飛ばしてつかまり立ち を始める子もいるようで、成長の仕方は個人差があるそうだが、段階を踏んで順序通りに成長することにはそれなりの意味があるらしい。

 

実は娘が5ヶ月になった頃、私の膝の上で立たせるようなポーズをさせた時、娘の足にしっかり力が入っているのに気づき、試しにつかまり立ちをさせたことがある。

ソファに立たせた状態で手を離すという方法でやってみると娘は10秒ほど自分でバランスを取りながら立つことができた。

小さい体で一生懸命立っている姿がなんとも可愛らしく、何度かさせてしまっていた。

ところがその後、成長の順番飛ばしはよくないということを知って、慌てて立たせることはやめてしまった。

我が子のずり這いトレーニング

仰向けに寝かされていた赤ちゃんはある時自分で寝返りを始める。

自分で手足を使って進み出し、ある時おすわりしたり、つかまり立ちを始める。

準備ができていない段階で大人が無理な体勢を取らせてしまうと赤ちゃんの体に思わぬ負担をかけてしまうらしい。

 

娘は5ヶ月頃にはうつ伏せから前に進もうと手足を不器用に動かす様子を見せていたが、一向に前に進めていなかった。

よく見たら足がまっすぐに突っ張っている。

足をしっかり曲げて、足の指を使って地面をけるようにして進まないといけないのに、娘の場合は足のつま先が浮いてしまっている状態だった。

娘の足を持って足を曲げ伸ばしさせて見た。片足に力が入っていてなかなか足が曲がらなかった。仰向けにして足の曲げ伸ばし運動をさせたり、うつ伏せにして足の曲げ伸ばしをさせた。

あなたの体には足というものがついていて、こんな風に動く、こうやって曲げ伸ばしできるんだよ、ということを伝えるつもりで足の可動域を教えるようにした。

 徐々に娘の両足が動くようになった。

 

(足の曲がりにくさについては股関節脱臼を疑って以下のような記事も書いています。

今のところほとんど問題なく動くようになったので大丈夫だとは思うが、一応今月末の検診で見てもらう予定。)

www.daimin.work

 

ベビージムで遊んでいてもそれまでは手でおもちゃを引っ張って遊ぶことが多かった(足はお留守状態だった)が、足を持ち上げて遊ぶようになった。

足を掴み、足の指を自分の口へ運ぼうとするようになった。

 

そしてうつ伏せにした時に自分の足を地につけ、曲げ伸ばしをして前に進めるようになった。

 

娘はお風呂に入る時にスイマーバという赤ちゃん用の浮き輪を使っており、私が体や髪を洗っている間、娘を湯船で浮かせて待たせているのだが、娘が足を使えるようになった途端、湯船の中の動きも大きく変わった。

 

以前はただ浮き輪の端を口でくわえながらぷかぷか浮いているだけだった。

今は足をばたつかせて湯船の中を移動したり、足指を掴んでお尻を浮かせたり、何だか運動になっている。

 

娘も今までより楽しそうだから湯船に浮かすアヒルでも買ってみようかと思っている。

 

 

赤ちゃんの成長のために親が手伝えること 

youtubeでずり這いトレーニングの動画を見ていたら、トレーナーの方がおっしゃっていた。

とにかく見守ること。手を出さないこと。

ついつい手伝ってしまいたくなる親心を封印し、自分の力でできるようになるのを見守らなければいけない。

www.youtube.com

 

私たち親ができる手伝いは、子供が『やってみよう』と思えるように応援すること。

それは足の可動域を手を取って教えてあげることかもしれないし、子供が興味を持つおもちゃを用意してあげることかもしれない。

 

そういえば娘が3ヶ月になった頃からTVでyoutubeの子供の歌を流すと泣き止むようになり、ついついよく流すようになっていた。

お気に入りの歌もできて笑顔になるのが可愛くて、私の手が離せない時はよく流すようにしていたが、youtubeを見ている時の娘はじっとしてほとんど体を動かしていないことに気づき、今は控えるようにしている。

体を動かせない時は音楽や映像で楽しませてあげるのも悪くないと思うけれど、もう体を動かせる時期がきたので今はストップ。

TVをやめると目の前のおもちゃにより興味を持ってくれるようになったと感じる。

 

赤ちゃんの成長スピードには個人差がある。

わかっていても同じ月齢の赤ちゃんより遅れていたら・・・

もっと後に生まれた子にすっかり先を越されていたら・・・

親として気になってしまうのは仕方ないことだと思う。

私も同じである。

今の世の中便利なものでネットがあるから大抵のことを調べることができる。

自分の子供の成長が遅いかな?と思ってネットで調べると大抵同じ悩みを抱えているママたちがいて、ネットで相談し、いろんな回答を得ている。たとえ質問を書き込まなくても、私と同じように悩んで検索だけしている人をカウントすると相当数になるはずである。

大体の悩みは自分固有の悩みではなく、多くの人が抱える悩みなのだと知れるだけでも心が軽くなる。

引き続き娘の成長を楽しく、温かく見守っていきたいと思う。