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32歳 平凡に生きています。

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続く陣痛 夜中の入院

一晩中陣痛と下痢に苦しみ、ようやく朝に。

 

8時半の診察に向けて姉と母と病院に向かいます。

 

姉は会社を休んでくれて、朝一空港に夫を迎えに行ったのち病院へ。

 

姉が休んでくれると思わなかったので、母方の叔母に病院からの迎えを頼んでいたので、病院には私たち夫婦と、母、姉、叔母の5人で行きました。

 

人が多いからか、車に乗ったからなのか、陣痛が少し収まり、自分自身も落ち着いてきました。

 

病院では即内診からスタート。

触診した先生からはなんと、、、

 

「子宮口の開きは昨日と変わっていない」

 

というお言葉!

 

嘘だー!こんなに痛いのに!

 

お腹の張りと赤ちゃんの心音を測る機械(分娩監視装置)をつけて張りをチェック。

 

病院について、安心したからなのか7分おきに定期的に来ていた張りが、あまり来なくなってきました。

 

あれれ?

 

装置を外して再度診察室へ。

 

「まだ7分間隔ではないね。

入院するには早いから一旦自宅待機をしましょう。

いよいよ痛みが強くなったり、間隔が5分以内になったらすぐ連絡してね」

 

と言われました。

 

病院から近い叔母の家に皆んなで帰ることに。

 

くぅ。

 

痛みがきているときは息もできない、動けない状態なのに、それが5分おきに来るようになってからの入院で大丈夫なの?

 

動ける間に動いて病院に行っときたい!

 

それは叶わぬ願いなのか💦

 

とりあえず叔母宅へ。

 

ソファでゆっくり休みながらテレビを見たり、して痛みの合間の時間を過ごす。

 

陣痛カウンターを姉に担当してもらい、痛みの間隔を、測ってもらう。

 

やっぱりまだ誤差があって、7分で来るときもあれば10分を超えるときも。

 

痛みが続く時間は大体1分。

 

ただ確実に痛みの強さは増しきている。

 

痛み始めて10秒経過した辺りから痛みのピークがきて、30秒くらいまで続き段々落ち着いてくるという感じ。

 

この最初の10秒からが怖い!

 

トイレに行って痛みとともに下痢(もうほとんどでない)を出して、ゆっくりしてたらもう、次の波がくる。

 

夜になるにつれ痛みの間隔も短く、痛みも1分以上続くようになってきた。

 

痛みとともに吐き気が来るようになり、声も出てしまうくらいになった。

 

もう我慢できない!

24時を超えたところで病院に電話。

 

震える声で痛みが4分〜6分間隔できていることを伝える。

 

しかし!

 

助産師さんやっぱり落ち着いていて、

 

「毎回5分以内にくるのが1時間続いたらまた連絡してもらえますか?」

 

って言うんです。

 

絶望感に浸りながら食い下がります。

 

「息ができないくらい辛くてもう我慢できないんです。行かせてもらえませんか?」

 

伝えている間も痛みに襲われ喋れなくなる。

 

助産師さんはその間、

 

「息吐いて、息吐いて」と指示。

 

何という落ち着きぷり。

 

「夜間診療に来たら即入院になって帰れませんよ。それでも大丈夫?」

 

と確認されました。

 

「大丈夫です。入院させてください」と懇願して、夜中の1時に病院へ。

 

付き添いは1人だけ。

 

他の妊婦さんと同室になる、と言われましたが納得の上、入院グッズを持って病院へ入りました。

 

体重を測ると58kg台に。

 

ストレスと下痢でかなり体重が減ってる!!

 

すぐに陣痛室か分娩室に入れられて、産褥ショーツと病院のパジャマに、着替えます。

 

着替えるのも介助付きで一苦労。

 

助産師さんが内診してくれました。

 

指で子宮口の開きを測ってくれます。

 

もう声が出てしまうほど痛い。

 

子宮口はまだ1cm。

 

絶望的な気持ち。

 

トイレに行って尿を取るよう言われました。

 

痛過ぎて尿なんかでない。

 

でもずっと座ってると少しだけ取れました。

 

鮮血が混じって真っ赤になってた。

 

昨日つけた分娩監視装置を再度つけて陣痛の間隔を測ります。

 

早い時で4分、遅い時で7分くらい。

 

波形はMAXの張りを示しているし、MAXの時間も長い。

 

痛みで声も出るし、辛過ぎて涙も出る。

 

一睡もできない。

 

夫もどうしたらいいかわからずすごくストレスかかったと思う。

 

数時間おきに助産師さんが来て子宮口を測ってくれる。

 

その時間が待ち遠しかったです。

 

叫びながら内診してもらうけどやっぱり全然広がらず、朝の時点でまだ3cmくらいとのこと。

 

7時頃かな?先生がついに来られて診察してもらえることになりました。

 

だけど…

 

先生の診察でも3cmから進んでないと言われる。

 

もうその頃には陣痛が来るたび叫んでしまうし、精神的にもパニック状態。

 

何が何だかわからなくなってました。

 

お願いだから麻酔を打って!

 

帝王切開にして!

 

もう耐えられないよ!!!

 

(心の声)

 

痛みに泣き叫びながら過ごしていると、先生が来られました。

 

「分娩が進まない中で、陣痛のたびに赤ちゃんに負担がかかっている。

収縮してへその緒から酸素が一時的に行きづらくなるから。

今は問題ないけど、これがずっと続くと赤ちゃんに良くない。

そうなると帝王切開になるから、これから総合病院に転院してもらおうと思います。

今のところは普通分娩と帝王切開の可能性は半々くらい。」

 

と言われました。

 

帝王切開でもいい!

 

このパニックから早く解放してほしい!!

 

しばらくして、とても近い総合病院が受け入れを許可してくれ夫と共に救急車で運んでもらいました。

 

救急の人が来たとき、パジャマもはだけて、産褥ショーツ姿できっと情けなかっただろうけど、もうパニックだから恥とか一切感じませんでした。

 

ただ痛みで叫び続けるだけ。

 

総合病院内のベッドに移され、付いてきてくれていた助産師さんも帰ってしまいました。

 

それにしても産婦人科の先生や看護師さん助産師さんは本当にすごい。

 

めちゃくちゃ落ち着いてる。

 

私が泣こうが喚こうが落ち着いて喋ってるし、こんなの様子の人間を見るのも日常茶飯事なんだろうな。。